営業職の求人票の書き方|「ノルマがきつそう」を乗り越える求人原稿とは
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職種ごとに「刺さる求人票」の書き方は違います。このシリーズでは毎回1職種に絞って深掘りします。
第1回は営業職。募集企業が多い一方で、求職者の警戒心も強い職種です。
Q.
ルート営業の求人を出していますが、応募がほとんど来ません。営業職はどこも人気がないのでしょうか?書き方で変わりますか?
(従業員30名・商社・八王子市)
A. 営業の求人票は「不安の先回り」で決まります
結論はこうです。営業職の応募者が最も知りたいのは「ノルマと歩合の実態」。ここを開示した求人票が選ばれます。
営業職の求職者インサイト
営業職を検討する人の頭の中には、次の不安が必ずあります。
- ノルマの厳しさ:未達だと詰められるのか、給与が下がるのか
- 営業スタイル:飛び込みやテレアポを延々やらされるのか
- 給与の実態:「月給25万〜50万」の幅は何で決まるのか
- 顧客の質:新規開拓中心か、既存顧客中心か
この不安に答えず「やりがいのある仕事です」と書いても、読み飛ばされてしまいます。
項目別・営業職の求人票の書き方
① タイトル
「営業職募集」だけでは営業スタイルが伝わりません。「何を・誰に・どう売るか」をタイトルに入れます。
例:「既存取引先100社を担当するルート営業/新規テレアポなし/立川本社」
② 仕事内容
訪問件数・担当社数・商材・1日の流れまで具体的に書きます。「法人営業全般」はNGです。
③ 給与・待遇
固定給と歩合の内訳、モデル年収を必ず示します。「入社2年目・26歳:年収420万円」のようなモデルケースが最も信頼されます。
④ 働き方
直行直帰の可否、残業実績、社用車の有無を明記します。多摩地域なら「車営業中心・運転好き歓迎」も立派な訴求点です。
NG表現と改善例
NG①「ノルマなし!」とだけ書く
実態と違えば早期離職に直結し、かえって不信を招く表現です。
改善例:「個人ノルマはなくチーム目標制。未達でも減給はありません。目標達成時はインセンティブを支給(昨年度は営業6名中5名が受給)」
NG②「頑張り次第で高収入!」
「頑張り」の中身が不明で、ブラックな印象すら与えます。
改善例:「固定給25万円+歩合(粗利の5%)。中途入社者の1年目平均年収は380万円、トップは520万円」
信頼される数字の使い方
- 1日の訪問件数(例:4〜6件)と移動手段
- 新規:既存の比率(例:既存8割)
- 歩合の計算式と支給実績
- 残業の月平均(例:15時間)と直行直帰の運用
多摩地域ならではの視点
多摩地域の営業職には「地元企業を車で回るルート営業」が多く、都心の新規開拓営業に疲れた経験者にとって魅力的な選択肢です。
「転勤なし・地元密着・長い取引関係」という言葉は、地元志向の求職者に強く響きます。原稿を作ったら、無料で試せる地域特化媒体(たまジョブなど)に掲載して反応を見ながら磨いていくと、費用をかけずに改善サイクルを回せます。
まとめ
- 営業職の応募者は「ノルマ・歩合・営業スタイルの実態」を最重視している
- タイトルに「何を・誰に・どう売るか」を入れる
- モデル年収と歩合の計算式を開示すると信頼される
- 「ノルマなし!」「高収入!」は実態と仕組みの説明に書き換える
- 多摩では「地元密着ルート営業・転勤なし」が強い訴求になる
不安に先回りして答える求人票こそ、営業職採用の最強の営業ツールです。
